WordPress でホームページなどのWEBサイトを作成・運用していくために、レンタルサーバーの契約が必要です。
ですが、料金だけを比較して契約してしまい、後からサイトの表示速度やサービス面などで困るケースもあります。
私自身、WEB制作をする中で、クライアント様から「違いが分からない」「どれを選べばいいか相談に乗って欲しい」といったお声をいただくことがあります。
レンタルサーバーの契約では、料金だけでなくサイトの表示速度、管理画面の使いやすさ、WordPress の導入のしやすさ、セキュリティ面、サポート体制など、確認しておきたいポイントがいくつかあります。
この記事では、レンタルサーバーの契約をするうえで見ておきたいポイントや、おすすめする3社の特徴を整理して紹介します。
また後半では、レンタルサーバーとは何か、WordPressを使うえでなぜ必要となるかをあわせて解説します。
NYOKIRUレンタルサーバー選びの参考になれば嬉しいです
- サーバー選びで失敗しないために。選ぶ際のポイント
- おすすめレンタルサーバー3社の特徴
- WordPressにレンタルサーバーが必要な理由とその仕組み


Nyokiru
IT業界で10年、システムエンジニアとして提案・開発・運用保守など幅広い業務を経験。
現在は副業としてWeb制作にも携わりながら、実務で役立つIT知識やツール活用のノウハウを発信しています。
後悔しないために|レンタルサーバー選びで確認しておきたいポイント
レンタルサーバーは一見どれも同じに見えますが、選び方を間違えると「表示が遅い」「思ったよりサポートが受けられない」といったトラブルの原因になることがあります。
ここでは、長期的なサイト運営を見据えて確認しておきたいチェックポイントをまとめました。
料金だけでは判断できない|含まれる機能と条件を確認
「月額料金が安いから」という理由だけでレンタルサーバーを選ぶと、使い始めてから思わぬ不便さを感じるケースがあります。
例えば、次のような点が制限されている場合があります。
- WordPressのインストール手順が複雑で、初期設定に時間がかかる
- 表示速度が遅く、アクセスが増えたときにパフォーマンスが低下しやすい
- 電話などのサポート対応が受けられない場合がある
レンタルサーバーは一度契約すると長期間利用することが多いため、「月額料金」だけで比較するのではなく、その価格で利用できる機能や条件をあわせて確認することが重要です。



この記事では各社のおすすめ機能も紹介しています
SEOにも関わる|サイト運用で意識したい表示速度・安定性
WEBサイトの表示速度は、レンタルサーバーの性能によって変わります。ページの読み込みが遅い場合、ユーザーが閲覧前に離脱してしまい、記事やコンテンツを十分に読んでもらえないことがあります。
また、Google をはじめとする検索エンジンは、表示速度が速いサイトを評価しやすい傾向があります。
そのため、快適な閲覧環境を整えるだけでなく、検索順位の改善を目指す上でも表示速度は重要な要素になります。
レンタルサーバーを比較するときは、CPU・メモリなどのスペックだけでなく、実際の表示速度やサーバーの安定性も判断材料になります。
トラブル時の対応スピードに影響|サポート体制の違い
レンタルサーバーを選ぶ際は、サポート体制も確認したいポイントとなります。
設定でつまずいたときや、サイト運用でトラブルが発生したときに相談しやすい体制が整っているかで、解決スピードが変わってきます。
サポートの種類ごとに、相談しやすさや解決までのスピードには次のような違いがあります。
| サポート手段 | 相談までのスピード | 解決のしやすさ |
|---|---|---|
| メールのみ | 返信まで時間がかかる場合がある | 内容によっては解決までに時間がかかる |
| チャット/電話あり | すぐに相談しやすい | 担当者にリアルタイムで案内してもらえる |
| マニュアルが充実 | 自分のペースで確認できる | 自己解決しやすい |
特に、初めてレンタルサーバーを契約する場合は、リアルタイムで相談できるサポートの有無や、マニュアルの分かりやすさも判断材料になります。



特に電話等のすぐに相談できる体制があるか、
チェックしておくことがおすすめです
タイプ別に紹介|WordPressにおすすめのレンタルサーバー3選
まずは、WordPressでのWEBサイト作成・運用におすすめのレンタルサーバーを3つご紹介します。
いずれも、サーバー契約・独自ドメイン取得・WordPress のインストールまでを一気に完了できるサービスがあり、サイトの立ち上げを効率的に行うことができます。
また、次のような性能・機能面が共通しており、どのサービスを選んでも WordPress サイトを安定して運用できる環境が整っています。
- 表示速度や安定性が高く、アクセスが増えても快適に運用できる
- 無料 SSL や独自ドメイン設定など、サイト運営に必要な機能を備えている
- 管理画面の操作性が分かりやすく、設定作業をスムーズに行える
- サポート体制も充実しており、トラブル時や困りごとができた時にも安心して利用できる
今回おすすめする3社には、この共通点以外にもそれぞれ異なる強みがあります。
ここからは、目的や運用スタイルに合わせて検討しやすいように、タイプ別に紹介します。
ConoHa WING|安定稼働&ブログやオウンドメディアをサポート
ConoHa WINGは、ブログやオウンドメディアを運営向けのサポートが、特に充実したレンタルサーバーです。
レンタルサーバーは24時間365日の有人監視体制のもとで運用され、稼働率99.99%以上の安定稼働を実現しています。
また、WEXAL®(ウェクサル)というWebサイト高速化エンジンも無料で利用でき、WEBサイトの表示速度を向上させ、離脱率低下などの効果も期待できます。
さらに、ブログやオウンドメディア運営を支える豊富なオプションや特典も用意されています。
例えば、”GMO順位チェッカー”といった検索順位チェックツール、”ConoHa Pencil”AIライティング支援ツール、ブログに強いWordPress有料テーマの割引購入などがあり、必要に応じて取り入れることができます。
- サーバーの「安定性」と「表示速度」を最重視したい人
- 24時間365日の有人監視サポートのもと、安心してサイトを運営したい人
- AIライティングや検索順位チェックなど、ブログの成長を助けるツールも活用したい人
Xserver|実績豊富な高安定稼働&セキュリティ機能の充実
Xserverは、国内シェアNo.1を誇り、10年以上の運用実績を持つレンタルサーバーです。
アクセス集中にも強い安定性と表示速度に加え、セキュリティ機能の充実したレンタルサーバです。
Web・メール・データベースを1日1回自動でバックアップしてくれ、最大14日分を無料で復元可能です。
さらに、不正アクセスを防ぐWAFを標準搭載し、セコムによるネットワーク脆弱性診断サービスも導入されています。
独自SSLは無料で利用でき、Cloudmark社のスパムフィルタによる高精度な迷惑メール対策も完備。
個人サイトはもちろん、企業サイトまで、長期的な安心・安全な運用を求める方に最適な環境が揃っています。
- アクセス集中にも強い安定性などを重視し、安心してサイトを運営したい人
- セコム診断やWAFなど、セキュリティ機能を重視したい人
- 自動バックアップと無料復元など、万が一の際の手厚いサポートを求める人
お名前.comレンタルサーバー|手厚いサポート体制&サイト運営に役立つ機能が豊富
お名前.comレンタルサーバーは、サイト運用を安定的かつ効率的に行うことが出来る独自機能が特徴です。
利便性が高い機能として、WordPressのステージング機能(確認用サイト)があります。この機能を使用することで、デザインや設定の変更を公開前にチェックでき、変更内容をそのまま本番環境へスムーズに反映することができます。
さらに、”収容サーバー変更”という機能が搭載されています。コントロールパネルからサーバーの混雑状況を確認し、必要に応じて快適なサーバーへ移動できるという利点があります。
- WordPressのデザインや設定変更を、公開前にしっかり確認してから反映したい人
- サーバーの混雑状況を自分で確認し、必要に応じて快適なサーバーへ移動したい人
WordPressにレンタルサーバーが必要な理由を整理
WordPress を利用してサイトを公開するには、データを保管し、インターネット上にページを表示するための環境が必要です。
ここでは、サーバーやドメインがどのように関わり、レンタルサーバーがどのような役割を担っているのかを整理します。
サーバーとドメインの関係|家(サーバー)と住所(ドメイン)のイメージ
サーバーをイメージしやすくするために、家づくりに例えて解説します。
家を建てるにあたって、まずは土地を準備する必要があります。
同じように、WordPressという“家”を建てるには、インターネット上の“土地”が必要となります。
この“土地”にあたるのサーバーです。
そして、家の“住所”にあたるのがドメインです。
WEBサイトへの訪問者は、このドメイン(URL)をもとに”住所”を特定し、Webサイトという“家”を訪れます。


レンタルサーバーでできること|WordPress運用に必要な機能一覧
レンタルサーバーは、ブログやホームページなどのWebサイトを公開するために必要な土地(データの置き場所)を、月額制などで借りられるサービスです。
本来、サーバーを自分で運用しようとすると、専門的な知識や高額な設備が必要になります。
でも、レンタルサーバーならサービス会社がすべて管理してくれるため、初心者でも安心して利用できます。
レンタルサーバの契約後は、以下のようなことが出来るようになります。
- WordPressのインストール
- 独自ドメインの設定
- メールアドレスの作成
- ファイルのアップロードや管理
無料ブログとの違い|自由度や拡張性など3つの観点で比較
ブログを作る方法はいくつかありますが、WordPressで運営したい場合はレンタルサーバーの契約が必要です。
無料ブログは、運営会社が提供する環境内で使うため、登録すればすぐに始められる手軽さがあります。ただし、デザインや機能、広告などに制限があるのが特徴です。
一方、レンタルサーバーを使うと、WordPressを自由にインストールして、自分でサイトを構築・管理することができます。
レンタルサーバーを使う3つのメリット
レイアウトや配色、フォントなどを自由に設定できるので、ブログの雰囲気やブランドイメージも細かく調整できます。
好きな場所に好きな広告を設置でき、収益化の自由度が高まります。
プラグインという機能を使って、予約機能・お問い合わせフォーム・SEO対策など、用途に合わせて自由に追加できます。
※上記の内容は、使用するテーマやプラグインによって実現できる範囲が異なる場合があります。


まとめ|目的や用途ごとの選び方と早見表
サーバー選びに「これが正解!」という絶対的な答えはなく、人によって重視するポイントも違います。
本記事で紹介したレンタルサーバーは、どれをWordPressサイトを安定的に運用できる性能を兼ね備えているサービスばかりです。
自分の重視したいサービス内容や機能にあわせて、契約するレンタルサーバーを検討してもらえると嬉しいです。
3社の比較早見表
| サービス名 | 特長まとめ | 特徴的な強み |
|---|---|---|
| ConoHa WING | ブログ・オウンドメディア運営を支える 機能とサポートが充実 | 年中無休の監視体制 AIによるライティング支援 順位チェック |
| Xserver | セキュリティやバックアップ機能が充実 | 自動バックアップ WAF・セコム診断 高速表示環境 |
| お名前.com レンタルサーバー | サイト変更・更新に柔軟に対応できる機能が充実 | ステージング機能 サーバー移動の柔軟性 |
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